3年先取のスマイルゼミ
息子は現在小学1年生ですが、年長の頃からスマイルゼミを3年先取で学習しています。
おでかけする日はプリントでの勉強ができないので、車の移動中にたまにスマイルゼミで勉強しています。
少し前にスマイルゼミの国語の文章読解の問題を息子と一緒にやりましたが、やはり4年生の国語は息子にはまだ難しいと感じる問題でした。
ちなみにスマイルゼミは教科ごとに学年の設定を変えたり、契約の途中で学年を変更することはできません。
スマイルゼミにはコアトレという機能があり、コアトレを使えば習熟度での学習も可能ですが外出時に使用するお出かけモードでは使えません。
あと計算ドリルと漢検ドリルも学年を超えた学習ができ、こちらはお出かけモードでも使用可能です。
ただメインの教材については、最初に契約した学年の内容しかできません。
国語の3年先取の難しさ
息子のやっていたスマイルゼミの問題の内容を見て、国語で大切なのは自分の経験から相手の気持ちや行動を想像することだと感じました。
題材は「白いぼうし」という話でした。
道に落ちていた子供用の帽子を拾ったら中からちょうちょが飛び出して逃げて行く話です。
なぜ帽子の中にちょうちょがいたのかが一目でわかるような描写はありません。
大人なら、子供がちょうちょをつかまえて、帽子を虫かご代わりにして置いていったのだと想像できます。
きっと子供は家に虫かごを取りに行っているのでしょう。
でも小学1年の息子には、まだそれが想像できません。
あと3年したら息子が自分で想像できるようになるのか、ものすごく不安です。
文章の一部が抜粋されることで難易度が上がる
スマイルゼミの「白いぼうし」の文章読解問題は1と2に分かれていました。
後半の2の問題には女の子が登場します。
ですが、その女の子が最初に登場する場面の描写はありません。
本当の物語には1と2の間に主人公と女の子のやり取りが描かれているようです。
ただスマイルゼミの問題は一部が抜粋されているため、その部分は描かれていません。
それでも急に出てきた女の子の存在に気付き、抜けている部分を想像で補わなければなりません。
経験と想像力が大切
算数の先取は根気よく教えて何度も繰り返せば普通の子でも先取が可能だと思います。
逆に国語は文章読解の問題を見ていると、低学年での先取は難しいと感じます。
国語は普段の生活や経験から想像する力が必要だと感じます。
たしかにテクニックとして身につけられる部分もありますが、それだけで乗り越えるのは難しいと感じます。
年齢なりの経験や想像力が必要な教科だと思います。
そういった意味で算数以上に早熟な子が向く教科なのかもしれません。