カンニングする子
息子は私に塾であったことをよく話してくれます。
前に塾の話の中で、テスト中にカンニングらしき行為をしている子がいたことを話してくれたことがありました。
サピックスのテストはカンニング防止のために、隣の子とは別の教科のテストを受けます。
だから隣の子の答案を見ても答えはわかりません。
そのためカンニングしようとした子は、テスト中に後ろを何度か振りかえり、友達の答えを見ようとしていたようです。
見られていたほうの子は気づいておらず、先生は一時的に教室を離れていたようです。
低学年のカンニング
低学年の子供の場合、あまり罪悪感なくカンニングしてしまうこともあると思います。
親がきちんと教えていなければ、カンニングがそこまで悪い行為だと理解できていないこともあるでしょう。
ちなみに息子には、未就学児の頃からカンニングは悪いことだと教えています。
もしも検定試験で人の答えを見ようとすれば、途中で試験を受けられなくなり、不合格になってしまう可能性もあると話しています。
今のところ息子がカンニングしていたという報告は、塾や学校からはありませんが、今後追い詰められれば、どうなるかわかりません。
明日は我が身だと思って、息子にもしつこく言い聞かせようと思います。
そして息子が勉強面で追い詰められすぎないように、私も気をつけたいと思います。
負けず嫌い
大きなテストでのカンニングの他にも、授業中の小テストで1番をとりたいからと先に始めてしまう子がいるようです。
その子は先生に見つかって一度は叱られたようですが、その後の小テストでも先生が見ていない隙に先に答えを書き込んでいたようです。
中学受験は負けず嫌いな子のほうが向くと言われます。
ただ負けたくないという気持ちばかりが大きくなり、手段を選ばないようになってしまうのはよくないと思います。
その子は表彰状をもらうような優秀な子なので、他の子に負けるのはプライドが許さなかったのかもしれません。
親が結果ばかりに注目してしまうと、子供も結果ばかりを求めるようになりやすいと思います。
テスト結果が重要視される進学塾に通わせていると、子供達は自然とテストで良い結果を出したいと思ってしまいがちです。
だから親は逆に結果に至るまでの過程の大切さや、目標を見失わないこを子供に教えていくべきなのだと思います。
私も結果よりも、努力することの大切さを息子に伝え続けていきたいと思います。