地頭 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

地頭

生まれ持った才能の差はある

中学受験関連の記事やブログなどでよく見る言葉の中に「地頭」という言葉があります。

これは生まれ持った才能(頭の良さ)を指す言葉のようです。

私は子供によって地頭の良し悪しがあることは否定しません。

生まれつき体の大きさや身体能力に差があるように、頭の良さにも差があるのは、むしろ当然だと思います。

ただ、その生まれ持った地頭を生かせなければ意味がないとも思います。

私は才能と努力は掛け算のような関係だと思っています。

例えば10の才能を持っている子がいても1の努力しかしなければ結果は10になります。

5の才能しかない子でも10の努力をすれば50になります。

最初から100の才能を持っている天才タイプの子も稀にいると思います。

大切なのは生まれ持った力を十分に発揮することだと思います。

息子は天才ではなく普通の子ですが、それでも自分の生まれ持った才能を発揮できるように頑張ってほしいと思います。

>> 息子のプロフィール

ボーネルンド マグ・フォーマー

地頭が悪いのではなく努力不足の子も多い

ある一定までの勉強ができるかどうかは努力の比重が大きいと思います。

進学塾で一番下のクラスにいる子の話を聞くと、そもそも勉強していない子が多いと感じます。

一番下のクラスは授業中も騒がしくて、授業を受ける雰囲気になっていないことも多いようです。

ただ塾に通ってるだけで授業内容を理解せず、自宅でもほとんど勉強していない子が、良い成績をとれるはずがありません。

また勉強中もテレビをつけたままだったり、勉強と無関係な動画を見ながら勉強している子もいるようです。

そんな状態で勉強して身になるのは、生まれつき優秀な子だけだと思います。

天才ではない普通の子ほど、毎日まじめに勉強することが大切だと感じます。

地頭の壁

ある一定までの勉強ができるかどうかは努力の比重が大きいと書きましたが、逆に一定以上のレベルに行くには地頭の良さが必要だと思います。

二月の勝者の中でも「偏差値58の壁」という言葉が出てきていましたが、そのあたりから努力だけでは超えられない壁が出てくるのでしょう。

努力すればどんな夢も叶うというのは幻想で、実際に夢を叶えられるのは一握りの人間だけです。

勉強も生まれ持った才能で届く範囲と届かない範囲があると思います。

息子は高い壁を越えられる可能性は低いと思います。

だけど、その壁の手前でも素敵な学校はたくさんあると思います。

理想と現実の間で折り合いをつけなければいけないことは、大人になってからもあります。

息子には自分の能力を冷静に見て、手の届きそうな中で憧れの学校を見つけてほしいと思います。

ちなみに二月の勝者は中学受験のリアルが描かれていると評判が高く私も読んでます。

>>二月の勝者

中学受験のためになる話もたくさん出てきますが純粋に漫画としても面白く、胸が熱くなる場面もたくさんあって、大好きな漫画のひとつです。

特に島津くんと上杉くんの友情には胸をうたれます。

本日、新刊の15巻が発売されました。

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