発達障害は必ず特別な才能があるわけではない | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

発達障害は必ず特別な才能があるわけではない

特別な才能

世の中には発達障害の人って、特別な才能があるように思われている方もいます。

特に高IQだとギフテッドと言われ、何かすごい才能があるように考えてしまいます。

だけど実際は、特にずば抜けた才能もなく、逆に凸凹のせいで、みんなができることができなかったり、なじめなくて悩んでる子も多いのではないでしょうか?

また、親のそういった期待が過剰に子供にのしかかることもよくないと思います。

自分の子は高IQでギフテッドだからと、好きなことだけさせていて成功するのは、ほんの一握りではないでしょうか?

好きなことで成功した人

子供の頃から魚が大好きで客員教授までのぼりつめた人もいます。

彼のお母さんは担任の先生に反発して、彼に好きなことをさせ続けたそうです。

それを称賛する発達障害の子の親御さんは多いです。

だけど、彼は才能にも運にもめぐまれた結果、成功したのではないでしょうか?

彼が一切テレビに出ていなければ、今の彼の立場はないと思います。

発達障害の子に全員に彼のような才能や運があるとは限らないのです。

療育

早くから発達障害に気付き、療育を受けて周りに合わせる練習をしていれば、大きくなってから苦労しない子もいると思います。

逆に好きなことだけを突き詰めて、それでお金を稼げなかったら、その人は行き場がなく何をやっても上手くいかず、苦しい思いをするのではないでしょうか?

うちの子も発達グレーで、トータルのIQだけみればギフテッドの範囲には入ります。

だけど、結局HSCやDCDの傾向があったり、苦手なことも多いです。

だからこそ、人の数倍の努力が必要だよと教えています。

幸い今のところ、学校でも、苦手なことは自分なりに練習したり、勇気をだして越えていっているようです。

不器用な人は、この先の人生で嫌なことや辛いことがたくさんあると思います。

だけど、子供の頃から練習したら少し上手くなったという成功体験を積み重ねて、努力できる子に育てることが大切だと私は思います。

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