天才脳ドリル
息子の空間認知能力を、ほんの少しでもあげたいと思っていた天才脳ドリルの空間把握ですが、少し前に初級編が終わりました。
ただ、全問正解とかいかず、息子の空間認知能力の低さを改めて実感しました。
ちなみに初級編の対象年齢は5歳から低学年です。
すでに中学年の息子にはできて当たり前の問題でしたが、それでも解けない問題がいくつかありました。
このドリルが、本当に息子の空間認知能力を高めるのに役立つかはわかりませんが、引き続き中級編をやっています。
紙切り
息子は小学校受験はしなかったので、紙切りの問題は、なじみがありませんでした。
折り紙もたまにやっていましたが、DCDの疑いが強く、空間認知能力も低いので、うまく折れず、私や友達と一緒にやる時以外は、あまり夢中でやることはありませんでした。
そして、折り紙を切って開くという行為をほとんどしたことがない息子は、初めて、その問題を見た時、わけがわからず適当に書いて、ほぼ不正解でした。
とりあえず最初から息子が解けるとは思っていなかったので、幼児に教えるように、折り紙を用意して実際切ってみて、開くとどういう形になるかを息子に見せました。
息子は、なるほどと、納得したようでした。
類題
天才脳ドリルは、似たような問題が間隔をあけて何度か出てきます。
次に問題が出た時も、また息子は、とんちんかんな答えを出すのだろうと私は思っていました。
だけど、息子は、次の問題は全問正解していました。
自分なりの解き方
私は解き方は教えておらず、ただ紙を切って開いて、どうなるかを息子に見せただけでした。
だけど、息子は閉じた状態から、順にどのようになっていくかを、ひとつひとつ考えて、図に書きこんでいました。
そのようなやり方は、一切教えていなかったのに、自分なりに折って切ったところから開いていく部分を想像して、書きながら答えを導き出したようです。
幼稚園児だって解ける簡単な問題だけど、空間認知能力の低い息子が、教えてもいないのに自分で解き方を考えたことについては、とてもうれしかったです。
効果
今は天才脳ドリルの空間把握の中級編をやっていて、息子なりやり方で解いても、難しい問題は間違うこともあります。
だけど、例え幼児レベルの問題でも、自分なりの解き方を見つけてくれたことは、本当にうれしかったです。
このドリルの取り組みが、息子の空間認知能力の改善につながるかは私にもまだわかりません。
ただ、自分なりに考えて解いてくれただけでも、個人的には十分成果があったと思います。