反抗期の入り口 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

反抗期の入り口

親への反抗

最近、息子が、だんだんと反抗的になってきていると感じます。

まだ小3なのに、今からこの状態では、先が思いやられます。

少し前にも、肌寒く小雨の予報で気温の低い日に、薄手の長袖の服を用意したのですが、暑いから半袖で行くと言って聞きませんでした。

夫が一度息子に半袖の服を用意したものだから、息子も余計こだわってしまい、朝から大もめして疲れました。

親は敵

息子の言い分では、今暑いし、なぜそんなことも自分で決めさせてくれないのか、というものでした。

私が長袖で着させたかったのは、これまで同じようなことがあり、薄着で行って、寒そうだから上着を着せようとしたら、やせ我慢して着ようとせず、風邪をひいたことがあったからです。

その日の少し先には、息子の楽しみにしているイベントもあり、極力、風邪をひかないようにしたかったので、私も譲れませんでした。

だから、家の中と外では温度が違うこと、汗もかいてないこと、前に薄着で出かけて風邪をひいたことなどを話しましたが、息子は納得せず、最終的に夫も加わり説得しました。

すると「なんで、この家は、ぼくの敵ばかりなの」と、泣きながら言われてしまい、本当にショックでした。

仕方なく受け入れる

最終的に、長袖が着れないならおでかけは中止しようということになり、息子は渋々長袖の服を着て出かけることにしました。

ちなみに、家を出てから息子は一度も暑いと言っておらず、汗をかくことも一切ありませんでした。

周りを見ても、その日は、大人も子供も、ほとんどの人が長袖を着ていました。

息子が半袖だったら、きっと両手を組んで腕をさすりながら、寒いのに無理して「寒くない」と言っていたと思います。

そして、風邪をひいていた可能性もあったと思います。

こだわり

帰ってきて、落ち着いた息子と、あらためて話しました。

「今日1日暑かった?」と聞いたら、素直に「暑くなかった」と答えました。

「そこまで、こだわらないとダメなことだった?」と聞いたら、「別に、こだわらなくてもよかった」と言いました。

だけど、その時にそっちが良いと思いこんでしまうと、どうしても気持ちがうまく切り替えられないようです。

これには発達障害も、関係しているのかもしれません。

こだわりが強すぎると、色々な問題が発生しやすく、息子のこれからが不安です。

だから、少しずつでも話し合って、我慢することや、ある程度は、こだわりを捨てることを教えていきたいです。

心に刺さった棘

私は、いまだに心に刺さった棘が抜けずにいます。

息子のことを考えて、振替のきかないイベントに参加できなかったら、悲しむだろうと思い配慮したことで、敵だと言われたことは本当に辛かったです。

だけど半袖で行って風邪をひいて、イベントに参加できず、しょんぼりする息子の姿を想像すると、好きにさせることもできませんでした。

他人の子なら、きっと好きにさせるでしょうけど、我が子だから譲れないこともあります。

それは親が子供の一番の味方で、幸せを願ってるからこそだと私は思っています。

だから余計に「敵」と言われた言葉の棘が抜けずにいます。

こんなことでショックを受けている状況で、反抗期を本当に乗り越えられるのか今から不安です。

息子を他人のように、悲しんでも、辛い人生を歩んでも自己責任だと割り切れれば楽ですが、今はそこまで切り替えることは難しいです。

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