地頭の良い子の親が語る教育虐待 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

地頭の良い子の親が語る教育虐待

教育虐待

少し前に、ネット上で優秀な子の親御さんが、同じ塾に通う子の親御さんを教育虐待だと批判しているコメントを見ました。

その子はたぶん4年生で朝から勉強し、休みの日もお出かけは学校見学や史跡などを巡っているそうです。

また、休みの日は親の決めた通り勉強し、親の決めたものしか食べられないそうです。

だけど、これってそんなにおかしいことですか?

これが教育虐待なら、虐待家庭なんてそこらじゅうにあるのではないかと思います。

朝勉

朝、勉強するのは効率が良いからであり、中学受験をする子は朝勉している子も多いです。

どこにも行かず家に閉じ込めるのではなく、勉強が大変になる前の3年から4年生のうちに学校を見て置くことは大切です。

また史跡や名勝など実際に見ることで感動することもあります。

ちなみに息子は、城も名勝も好きで、いつも楽しそうにしています。

色々な場所を巡ったり、色々な現象を見ることで、子供の好奇心は育まれていると感じます。

まぁ、我が家はテーマパークとか全く勉強と無関係のところにも何度も行ってるのですが。

スケジュール

4年生なら勉強のスケジュールを、ある程度、親が管理するのは当然ではないでしょうか?

むしろ適当にやっときなさいと言って放置し、やってなかったと激怒している親御さんのほうが教育虐待に近いと私は思います。

また、成長期に食事のバランスはとても大切なので、子供が食べたいものばかりを食べるのは、よくありません。

そう思うと、金銭面的事情も含めて、子供が食べる物を親が決めるのは当然のことですし、ほとんどの家庭は、親が決めているのではないでしょうか?

私は杜撰で中途半端な教育ママなので、たまに面倒な時は、子供に好きな外食やテイクアウトを選ばせることもあります。

だけど、本当はきちんと栄養配分を考えた、美味しい料理を毎日作ってあげたいです。

だから、そうやって子供の食事をきちんと管理できる親御さんはすごいと思います。

批判

批判している側の親御さんは、子供にゲームさせたり、ある程度、子供の好きにさせているように感じました。

それでもお子さんは高IQで、成績はトップ層だそうです。

だけど、それはたまたま優秀で自ら勉強する子供が、その方のもとに生まれたというだけの話ではないでしょうか。

人の子を自由がなくてかわいそうと批判する前に、自分がいかに恵まれているかを考えるべきではないかと思います。

親が教えずスケジュールもたてず放置しても、自主的に勉強し、少し勉強したら理解して良い成績をとれる子も確かにいるでしょうが、そういう子は、わずかです。

だけど、親がきちんとスケジュールを考えて、子供のモチベーションアップや将来を考え、学校見学に行ったり、史跡に行ったり、毎日栄養バランスを考えて料理する親御さんのほうが、ずっと、すごいし尊敬できると思います。

私は、お出かけや旅行が趣味なので良いですが、休みの日に史跡を見に行くより、室内でゲームさせてるほうが楽だという親御さんもいます。

そういった方達が、色々な場所に連れて行ってる親に対して、子供の自由を奪っていると批判することには、強い違和感を感じます。

例え史跡だって好きな子や興味のある子もいるし、楽しく勉強させるために、実物を見せることが有効なこともあります。

中学受験のあり方は、家庭によって違いますが、ほとんど何もしてない親が、頑張ってる親を批判するのは、おかしなことに思えてなりません。

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