漢字に厳しい先生 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

漢字に厳しい先生

漢字テスト

SNSでたまに漢字テストなどの採点を画像で載せて「小学生で、ここまで厳しく採点する必要ありますか?」という意見があがります。

それに対して、大抵の方は、やりすぎだとか、字が汚くても、とめはねが曖昧でも、書けてればよいだろうといった肯定的意見が多いです。

だけど以前からそういった意見には、私は大きな疑問をもっていました。

>> 息子のプロフィール

担任の先生

息子の担任の先生は漢字に大変厳しい先生です。

身バレは嫌なので書こうがずっと悩んでましたが、漢字に厳しい公立小学校の先生は、きっと数えきれないぐらい大勢いらっしゃると思うので、今回書くことにしました。

ちなみ息子の担任の先生は、SNSで画像がさらされると、ほぼ確実に炎上するレベルの厳しさです。

2年生も、まだ半年ほど残ってますが、息子のクラスの親御さんが、誰もSNS等に画像をアップしたりせず、炎上しなくて良かったです。

もったいない

学校の先生が漢字を厳しく見てくださるのは、幼いうちに丁寧に書くことや、とめはねなどを、きちんとはっきり書くことを覚えるためだと思います。

もともと息子は、字が汚く、空間認知能力もかなり低いので、家庭学習でも毎回、字の汚さには苦労しています。

それでもやっぱり、学校の宿題やテストで花丸が欲しいというのは、息子の中で、モチベーションのひとつになっています。

普段の字は残念ながらあまりうまくなっていませんが、少なくとも宿題や漢字テストの字だけは、ある程度きれいに書こうと言う意識が少しずつ育ってきています。

成功体験

息子はもともと、そこまで字は上手ではありませんでした。

家庭で先取り学習していたので、漢字は書けましたが、バランスが悪かったり、とめはねはらいで×をされることも多々ありました。

でも、これは息子の中でかけがえのない経験になったと私は思います。

一度は適当に書いて×をされたけど、自ら勉強してとめはねはらいまできっちり覚えて、テストで満点取ったというのは、息子の中で大きな成功体験になったと思います。

それは私が家の中でスタンプおしたりシールはったりしているよりも、さらぶ大きな成功体験になったと感じています。

最近不登校児が増えている理由のひとつに、こういった経験を子供に積ませる前に、学校側に苦情を言って厳しいチェックをやめさせる親がいるからだと私は思います。

子供が成功体験を積む前に、親にこんな厳しい書き直しなんてしなくていいと言われてしまえば、努力した結果うまく書けたという経験を子供は奪われてしまうのではなでしょうか。

だからこそ、もし子供が書きなおしが大変そうなら、親も一緒に努力して、うまく書けるポイントを教えたり、他のドリルも活用して欲しいと私は思います。

先生を変えるのではなく、親が変わり、子供を変えて、努力の大切さを教えることが大切だと思います。

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