カフェで見た光景
少し前の話になりますが、有名塾が集まる地域で知人と待ち合わせをする機会がありました。
相手の方が少し遅れるということで、1人でカフェで待っていたのですが、ちょうどあいていた隣の席に子供が座りました。
そして、その子の母親が、テーブルの上に、買っていたドリンクとタブレット立ててを置いて、子供にイヤホンをさせて授業動画を再生しました。
そして子供が勉強しやすいように、ノートを広げて、その場を離れられました。
ママ友
母親は遠くに行ったわけではなく、少し離れた席で、ママ友らしき方達と大勢で会話をしていました。
子供のほうは、そこから少し離れた席で1人で動画を見ていましたが、5分もしないうちに、机の下に隠していた漫画を読みだしました。
もちろん、問題は1問も解いておらず、動画は数分も見ていません。
これが、勉強を子供まかせにしている家庭の大半でおこっている現象なのではないかと感じました。
子供
その後、私は知人が到着したので店を出ました。
ただ、短時間でしたが、勉強をやる気のない子の真実を垣間見た気がします。
親が動画再生してノートを開いても、本人にやる気がなければ勉強できません。
親が近くにいるにも限らず、一緒に動画を見て教えたりもせず、ママ友との会話に夢中なら、余計に子供のやる気はなくなるのではないでしょうか。
親の努力
私は中学受験には、ある程度の親の努力が必要だと思います。
もし教えることができなくても、一緒に動画を見て勉強することはできます。
それをせずに、離れた席で子供にだけ勉強させることには違和感があります。
中学受験は親の受験や親子の受験と言われます。
だから親がママ友との会話を楽しんでる間に、子供に勉強しろというのは無理があるのではないでしょうか。
本当に子供に勉強をさせたいなら親も横について、一緒に動画見て、子供の理解が足りないところは、親が詳しく教えるのが良いと思います。
とにかく子供任せにして放置するのは本当に良くないなと感じました。