不登校児の親の要求 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

不登校児の親の要求

過干渉

近年、不登校の原因は過干渉だと言われることは多いです。

ただ、不登校児の親御さんの発言などをインターネット上で見ていると、過干渉というより、どちらかというと過保護な親御さんが多いと感じます。

個人的には、学校や先生のルールに従えと子供に強制する親御さんよりも、子供に合わせてくれない学校が悪いという思考の親御さんが多いと思います。

何十年も昔は今より学校や先生は絶対的な存在で、親も学校や先生の言うことは正しいと子供に教える親御さんが多かったと思います。

だけど、最近は子供の個性に合わせようとしない学校のやり方を批判する親御さんも多いです。

そして時代がそのように変化するにつれて、不登校児も増えています。

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残食ゼロ

少し前に、不登校児の親御さんが、過去に担任の先生に配慮を求めたけれど聞いてもらえなかった不満をSNSに書かれていました。

そのクラスでは、給食の残食ゼロを目指していたそうで、黒板に連続達成日数を書いていたそうです。

それをお子さんが嫌がっていると親御さんは担任に伝えたそうですがやめてもらえず、結局、校長先生にまで相談されて、ようやくその月で終了になったそうです。

それでも、その親御さんは、すぐに終わらないことに不満をもたれていました。

私は、この親御さんの対応にとても疑問を感じます。

確かに小食な子供にはプレッシャーになると思いますが、それなら給食の量を減らして欲しいとお願いするほうが良かったのではないでしょうか。

目標に向けてみんなで頑張るという機会は、この先の人生でもあるのではないでしょうか。

だから苦手なことでも、みんなで協力して頑張るという経験を小学校時代にしておくことが悪いことだとは思えません。

そういった経験の中で、子供自身プレッシャーと向き合っていく練習にもなると思います。

また目標に向けて前向きに頑張っていた子供達のことを考えれば、月の最後まで続けるのは当然の配慮ではないでしょうか。

忘れ物ゼロ

そのクラスでは残食ゼロが終了した翌月から忘れ物ゼロの取り組みが始まったそうです。

その親御さんは、それも気にくわなかったようです。

だけど忘れ物ゼロは残食ゼロ以上に、子供の努力次第で達成しやすいですし、残食ゼロより親もフォローしやすいです。

親子で一緒に頑張った結果、記録を達成できれば、それが子供の成功体験になり、自信となっていたのではないでしょうか。

実際に、親御さんが工夫して忘れ物対策をした結果、改善したケースもあります。

そうやって子供に成功体験をつませていくのか、学校の取り組みを批判するのかで、子供の意識も変わっていく気がします。

親御さんも一緒に努力して、練習させて、子供を成長させるような過保護は悪いことではないと思います。

だけど全てを学校が悪いと決めつけて、学校に配慮を求めるような過保護は子供にとっても良くないと感じます。

子供に合わせる

私は不登校が増えている原因のひとつに、親御さんが子供に合わせすぎる側面があるのではないかと考えています。

家庭の中では嫌なことはやらず好きなことだけやっていた子は、嫌なことでも無理してやらなければいけない学校生活が苦痛になりやすいのではないでしょうか。

また親がそういった学校のルールに不満を持つことで、子供の中でも学校や先生がおかしいという考えが育ってしまうのでないかと感じています。

義務教育の期間は子供に合わせて過ごさせることはできても、社会に出ればそれは通用しないことのほうが多いと思います。

学校は社会に出るための練習の場でもあると思いますし、学校のやり方が合わない部分は、どんな子にでも多少はあると思います。

だけど、それに自分を合わせていく練習をすることも、ひとつの教育なのではないでしょうか。

あまりにも行き過ぎたルールは別ですが、子供が学校のルールに合わせられるように親がサポートしていくことも大切だと思います。

そういった家庭での取り組みが、多少なりとも不登校の防止に役立つ気がしています。

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