中学受験の理想と現実 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

中学受験の理想と現実

合格体験記

以前、SNSであるお子さんの合格体験記が話題になっていました。

そのお子さんは灘と開成に合格されたのですが、公開されていた勉強スケジュールは、4年生から相当ハードなものでした。

習い事もせずに、毎日勉強で、4年生からは、小学校の帰宅後に6時間も勉強されていたそうです。

それに対して夢がないとか、もう少し効率よく学習できないのかという意見も出ていました。

だけど、これが現実なんだと思います。

>> 息子のプロフィール

偏差値

そのお子さんは2年生の終わりから入塾されていて、3年生の時には偏差値50台後半になることもあったようですが、4年生からは偏差値70前後で、6年生以降は常に偏差値70以上だったそうです。

ちなみに範囲の決まっているマンスリーや復習テストについては、3年生から偏差値64以上だったそうなので、4年生の時ほどではなくても、3年生の時から、きちんと勉強されていたのだと思います。

よく早くからとばすと良くないとか、やりすぎると潰れると言われますが、最難関に合格するような子は、一部の天才を除き、最初から死に物狂いでやっているのだと思います。

それでも、ある程度の地頭がないと最難関には届かないのが、中学受験なのではないでしょうか。

先取学習

世の中には早くから入塾して抜かされるより、後から入って抜かしていくほうが良いと言われる方もいます。

でも中学受験で後から入って抜かしていこうと思うなら、かなりの努力と地頭が必要になると思います。

その子は2年生の終わりから塾に通っていたようですが、そんな子でもここまでの努力をしているのですから、後からはじめて最上位に追いつくのは簡単なことではないと思います。

また先取学習すると授業が面白くなくなると言う方も多いですが、普通の子が先取りなしで中学受験の授業にくらいついていくのは簡単なことではないと感じます。

ちなみに、その家庭でも、4年生の土日は算数の先取学習に力をいれていたそうです。

中途半端な教育ママ

私は中途半端な教育ママなので、そのようなスケジュールで4年生から息子を頑張らせることには躊躇してしまいます。

習い事も、できれば4年生ぐらいまでは、ひとつぐらい続けさせたいです。

ただ息子は普通の子なので、中学受験で真ん中の偏差値より上の学校を目指すのであれば、人の何倍も努力しなければいけないと思っています。

特にサピックスの偏差値50前後の学校は、優秀ではない普通の子の場合、並大抵の努力ではたどり着けないと感じています。

偏差値に強くこだわっているわけではありませんが、偏差値が足りていないと選べる学校も少なくなるので、本当に悩ましいです。

息子は付属校志望なので、中学受験の結果で進む大学が決まる可能性が高いです。

そう思うと、4年生から死に物狂いでやらせるべきなのか、迷ってしまいます。

タイトルとURLをコピーしました