熱中体験 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

熱中体験

東大生

東大生は幼少期に熱中体験をしていた人が多いと言われています。

だけど熱中体験なんて大半の幼児がしているのではないでしょうか?

むしろ幼児期に熱中していたものや、熱中していた遊びがひとつもない子なんて、かなり少数派ではないかと思います。

誰でも幼少期に何か夢中になった物が、ひとつぐらいはあるのではないでしょうか。

ちなみに息子にも幼児期に熱中していたものはありました。

ですが息子は今のところいたって普通の子で、東大生にはなれそうもありません。

熱中体験すれば優秀に育つ

熱中体験さえしていれば、大きくなった時に集中力を発揮して優秀になるとか、子供が自ら勉強するようになると言う人もいます。

例えゲームであっても、子供が熱中しているのなら好きなだけやらせれば良いと言う人までいます。

だけど、実際にはゲーム時間の長い子ほど正答率が低いという調査結果があります。

集中しているからと子供に長時間ゲームをやらせることは、勉強ができる子に育てようとする上では、逆効果になりかねません。

勉強は切り離して考える

個人的に育児関連の話の中には、いい加減なものも多いと感じています。

だけど、それを信じてしまう人もいます。

そういう人達の中には、幼少期は勉強させずに好きなことをして遊ばせ、子供が大きくなったら、今度は勉強しないのを子供のせいにして怒るような人もいます。

私は基本的に勉強とそれ以外の遊びや体験は切り離して考えた方が良いと考えています。

子供にたくさんの体験をさせたり、思いっきり遊ばせることは決して悪いことではないです。

ただし、それで子供がかしこくなるとか、自ら勉強するようになると考えるのは、やめたほうが良いと思います。

親の覚悟

家庭学習の習慣もつけずに、ずっと遊ばせておいて、優秀に育たなかったら子供のせいだというのは、あまりにも子供がかわいそうです。

中学受験をする場合、幼児期や低学年の時に何の勉強もせずに遊んで過ごせば、その分出遅れます。

それを親が自覚した上で、勉強させずに、色々なことを体験させたり遊ばせるのは良いと思います。

ただ、熱中体験さえしていればかしこく育ち、後で先取していた子供達にも追いつくというような甘い考えで、子供に勉強させないのは良くないと思います。

優秀なお子さんなら追いつけることもあると思いますが、普通の子の場合は出遅れた分、そのまま遅れ続ける可能性のほうが高いと感じています。

幼児期は子供の熱中体験や遊びを優先し勉強させないのなら、親にもそれなりの覚悟が必要だと思います。

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