空間認知能力 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

空間認知能力

空間認識能力を鍛える

世の中には空間認知能力を鍛えるために、小さい頃は勉強させるよりも、たくさん外で遊ばせたほうが良いという方がいます。

だけど、個人的に空間認知能力やひらめき力などは、後天的に鍛えることは難しい分野ではないかと感じています。

息子の幼稚園は広い園庭があり、毎日体を使って、のびのびと自由に遊べる環境でした。

だけど、息子は空間認知能力やひらめき力が弱いと感じます。

また小さい頃から公園で体を使って遊ぶのが大好きだった子でも、立体図形どころか算数全般が苦手という子もいます。

息子に勉強をさせず、空間認知能力やひらめき力を鍛えるために遊ばせるだけの生活だったら、きっと息子は中学受験界では最底辺にいたと思います。

親は楽

勉強させずに、子供を好きに遊ばせていれば、親子で衝突することもないし親は楽です。

子供でなく大人でも、楽なほうを選びたがる人は多いです。

有名な先生が、小さい頃は勉強や先取なんてせずに遊びから学んだほうがかしこくなるなんて言えば、親は背中を押されてしまいます。

だけど、その先生は色眼鏡で子供達を見ている可能性も十分にあります。

後で後悔しても、子供が幼い頃には戻れません。

有名な先生が言ってるからとか、育児本に書いてあるからではなく、一度立ち止まって真剣に考えて欲しいと思います。

遺伝

実は私も空間認識能力が異常に低いと自覚しています。

Googleマップが世に出る前は、初めての場所に行く時は、地図を何枚も印刷して、かなり早めに家を出ていました。

常に道に迷う時間を計算に入れて、余裕を持って出発していました。

幼児期や低学年の頃までは、のびのびと外遊びをして過ごしていたはずですが、私の空間認知能力はものすごく低いです。

偉い先生は自分の見たい子供しか見ません。

毎日のびのび外で遊んだ結果、空間認知能力が低いまま育った子供は見向きもされません。

日本での統計の数値がない話には、本当に注意が必要だと思います。

個人的には、空間認知能力やひらめき力を鍛えられる可能性は低いと思っています。

逆に計算や漢字は時間をかけて頑張れば、誰でもある程度まではできるようになります。

頑張れば伸びるところにこそ、時間をかけたほうが良いと思います。

外遊びは子供にとって大切ですが、それでかしこくなると考えるのは、やめたほうが良いと思います。

遊びは遊び、勉強は勉強と分けて考えることは大切です。

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