現実
ネット上では、親が厳しくしすぎると親の前では良い子になるけど、親がいない場所で粗暴で手のつけられてない子になるといった話をたまに目にします。
ただ、実際に周りの子供達を見ていると全く当てはまりません。
自分の小学校時代を思い返しても、いじわるな子や暴力的な子の家庭は躾が厳しいイメージは全くなくて、あまり子供の教育に興味がなさそうな家庭が多かったです。
そして息子の周りの友達を見ても、暴力をふるったり、いたずらなど人の嫌がることをする子は、放任主義の家庭の子が多いと感じます。
親の前では少しだけ良い子
あまり厳しく躾られていない家庭の子でも、親がいる時はそこまで悪いことはしません。
やりすぎると親に怒られることを理解しているからだと思います。
完璧な良い子になるわけではないですが、通常のひどい状態を100%とするなら、50~60%ぐらいまでは抑えている印象です。
でも決して優等生タイプに豹変することはなく、いつもと比べれば、それほど悪いことはしていないといったレベルです。
そして、そんな子供の様子を見た親は、たまに「やめなよ~」と言う程度で、ほぼ放置しています。
色眼鏡
厳しい家庭の子は親の前では良い子だけど、親がいないところでは悪い子になると言われる理由のひとつは色眼鏡ではないかと思っています。
人は意外だったことほど、心に残りやすいです。
放任主義の家庭の子が10人悪いことしているよりも、躾の厳しい家庭の子が1人悪いことをしているほうが、印象に残りやすいのだと思います。
なぜなら躾されていない家庭の子が、多少悪いことをするのは想定内だからです。
子供を厳しく躾けることに否定的な人も多いですが、幼い頃ほどきちんと子供を躾たほうが良いと私は思います。
特に暴力やいやがらせなど、周りに被害が及ぶ行為は厳しく躾けるべきだと思います。