子供に嘘はつかない
佐藤ママは子供に嘘をつかなかったそうですが、我が家も子供には嘘をつかないように気をつけています。
子供を優秀児にしたいからという理由ではなく、嘘をつくことで親子の信頼関係にひびが入ってしまうのが怖いからです。
我が家は息子を厳しく育てているので、息子との信頼関係が壊れないことには気を使っています。
そのため普段から愛情を言葉やスキンシップで伝えることも大切だと思っていますが、親が嘘をつかず一貫した態度をとることも大切にしています。
嘘をつくことで、その場はごまかせたとしても、嘘がばれた時に失った信頼は、なかなか取り戻せないと思います。
だから、普段から息子には嘘をつかないように気をつけています。
子供をコントロールするための嘘
以前SNSに、公立小学校に行きたがっている子供に小学校受験の勉強させるため、公立小学校にも試験があると嘘をついていると書かれているのを見かけました。
子供が勉強してくれないと困るのはわかりますが、いずれは必ずばれる嘘だし、ついてはいけない嘘だと思います。
親が子供を思い通りに動かしたいという理由でつく嘘は、子供からの信頼を失う可能性が高いです。
また、この先に親が子供に勉強の大切さを語っても、信頼できない人間の言葉は聞けなくなります。
特に勉強関連のことで嘘をつくのは良くないと思います。
唯一ついた嘘
昔から「おばけはいるの?」と聞かれても、息子には正直に話していました。
見たという人もいるけれど誰にでも見えるわけではないことや、科学的には証明されていないこと、だから真実は私にもわからないことを伝えてきました。
おばけの他にも妖怪や鬼や龍なども同じように伝えています。
でも、唯一そう答えられなかったのがサンタクロースの存在です。
幸せな記憶
私が育った家庭は、毎年クリスマスの朝に起きたら枕元にプレゼントが置かれていました。
それがとても嬉しかった記憶があります。
だから息子が小さな頃から、クリスマスの朝には枕元にプレゼントを置いていました。
そして、プレゼントはサンタクロースが置いていったことにしてました。
息子はずっとサンタクロースの存在を信じてきました。
子供のための嘘
子供のための嘘なら何でも許されるとは思っていません。
だからサンタクロースの件は自分の中でも、ずっと矛盾を感じています。
だけど息子の楽しそうな姿を見ていると、嘘をついて良かったと思う瞬間もあります。
サンタクロースに楽しそうに手紙を書く息子を見るのは、私の中でも幸せな時間でした。
ただ、そろそろ潮時なのかもしれません。
息子に本当のことを話す時は、きちんと私の中の想いや嘘をついた理由を伝えたいと思います。