ギフテッド教育
私はギフテッドの支援や教育については賛成の立場です。
ただそれは、本当に特別な才能を持って生まれてきた子供達に対してです。
例えば数学面で類まれなる才能を持ち、専門家の大人達と対等に議論できるような子供達です。
そういった子供達には特別な支援が必要だと感じます。
ギフテッドの親
息子はギフテッドにはほど遠い普通の子です。
だけど万が一息子がギフテッドだったとしたら きっと凡人の私には手に余る存在になっていたと思います。
ギフテッドの子供に合う居場所を見つけるのは大変だと思います。
だから私は、本物のギフテッドのお子さんを持つ親御さんをうらやましいとは思いません。
むしろ大変な苦労や努力をされていると思います。
同じ年の子供と話が合うのは幸せなことだと思っています。
子供をギフテッドにしたい
世の中には自分の子供をギフテッドにしたいと思う方もいるようです。
私には、幼い頃から親が必死で教育して、ある程度まで勉強ができるようになった子がギフテッドだとは思えません。
幼い子は記憶力が良いですし、子供の気持ちがうまくのれば、普通の子でも先取学習はできます。
特に計算や漢字は訓練に近いので、毎日しっかり練習すれば誰でもある程度までは進めると思います。
また幼児向けの思考力問題についても、幼い頃から毎日やりこんできた子と、はじめてやる子では結果に差が出ると思います。
もちろん親が教えたとしても、3歳で中学の数学の問題が解けるような子は別だと思います。
だけど親が必死で教えた結果、数年先取できたぐらいの子は、むしろ普通の子だと思います。
子供を特別だと思いたい気持ちはわからなくもないですが、それが行き過ぎるとあまり良い結果にはならない気がします。
本物の特別な天才は、ごくわずかだと思います。
そして本物の天才ほど、辛く苦しく悩みも多いのではないかと思います。