サピックス確認テストとは
少し前に息子が確認テストを受けました。
確認テストとは、サピックスのテストのひとつでクラス(コース)の昇降に関わるテストです。
みなさんがマンスリーと呼ばれているのがこのテストなのでしょうか。
出題範囲は予め決まっており、これまでの授業と基礎力トレーニングから出題されます。
サピックスのテストの種類については「サピックスのテスト」に書いてます。
事前対策
事前対策をするかどうかは悩みましたが、今回は対策せずに受けてみることにしました。
理由は6月に漢字検定や算数検定があり、それらの勉強に力を入れたかったのと、入学後は勉強時間が減っているので先取学習を優先したいという考えからです。
「サピックス小1の算数は思考力問題中心」にも書きましたが、サピックスの算数の授業はまだ思考力中心の内容なので、そこにあまり時間を使うのはもったいないと感じてしまいます。
確認テストはクラス昇降に関わるテストですが、7月の上旬には組み分けテストがあり夏期講習からは組み分けテストでのクラス分けになるようです。
今回のテストで決まるクラスに在籍する期間は短いため、クラスのことをあまり気にする必要はないと思いました。
そもそも低学年のクラスや偏差値は、中学受験においてあまり意味がない気もしています。
だから今回は対策せずに受けてみて、どれだけ定着しているのかを確かめてみることにしました。
算数
算数は息子にしては良くできていて偏差値は60台でした。
間違えたのは最後の大問7の部分でした。
大問7はテスト範囲のデイリーサピックスでは見たことがない初見の問題でした。
そして初見の問題にめっぽう弱い息子は見事に間違えていました。
そのため次のテスト範囲のない組み分けテストには不安しかありません。
とんでもない点数をとってこないことを願います。
国語
国語はちょこちょこ間違えていましたが偏差値60台でした。
国語はデイリーサピックスで扱った題材から出題されますが、問題自体はデイリーサピックスの内容とは異なるようです。
ちなみに息子は文章読解問題以外の基礎的な部分も間違えていました。
点数や偏差値は算数より国語のほうが悪かったです。
それでも息子の能力から考えれば上出来だと思います。
テストの時間
テスト時間は算数国語ともに25分間でした。
確認テストは中身のボリュームのわりにテスト時間が短いと感じます。
特に算数が時間ギリギリで、最後の問題は駆け足でやったようです。
そのため1問はケアレスミスで落としていました。
もう1問の最後の問題は自宅で解きなおしても自力では解けなかったので、時間があっても難しかったと思います。
私がかなりヒントを出して、ようやく理解していました。
国語については1周だけ見直して、その時に問題を飛ばしていることに気付いたらしいです。
見直しは本当に大切だと思いました。
それにしても、これだけテストを受けているのに、いまだに問題を飛ばすようなミスをしていることに恐ろしさを感じます。
確認テストの偏差値
今回、息子にしては良くできていて2教科の偏差値も60台でした。
ただ算数がもし全て初見の問題だったら、息子は半分ぐらいのところで時間切れになっていると思います。
サピックスの先生にばれたら怒られそうですが、実は算数も国語もサピックスの授業のあと一度も見直していません。
それでも息子は何となく解き方を覚えていたので、算数の点数は良かったのだと思います。
国語は問われる内容が違うので、もし対策をするなら子供と一緒に文章を読み込んで、親が子供に色々質問してみるのが良いと思いました。
ただ個人的に低学年のクラスや偏差値はあまり気にする必要はないと考えています。
今は思考力系の問題のテスト対策よりも、できれば先取に時間を使いたいので、余程まずい点数をとらない限りは今後もテスト対策はしないつもりです。
あまりにも低い点数をとり続けると自己肯定感が下がりそうなので、その時は多少テスト対策をしようと思います。
次の組み分けテストは範囲のない実力テストなので事前対策もできないですし、普段どおり何もせず受ける予定です。