ブログが消えた
私がずっと好きで応援していた中学受験ブログが先日消えていることに気付きました。
そのブログは、息子がまだ未就学児の頃から、毎日読んでいました。
最初は楽観的すぎるそのブログに、私は批判的な立場でした。
だけど、いつまでもどこまでも寄り添い続ける親御さんにいつしか尊敬の念を抱くようになっていました。
優しいお母さん
そのお子さんは低学年の頃から既に勉強が大嫌いで、動画を見ながら勉強されていましたが、お母さんは、叱ったりはしたりはしませんでした。
少しずつ少しずつお子さんとの信頼関係を壊さないように、お子さんを変えていこうと必死でした。
高学年になってからも、公園で遊んでから塾に行く子を応援したり、かなり心の広さを感じていました。
本来なら、この親御さんのように、見守りに徹して、自由にされている子のほうが伸びると言われています。
だけど現実は厳しいものでした。
結果
お子さんの第一志望は複数回受験の可能な学校でしたが、残念ながら全ての回で不合格となられたようです。
逆に一度も行ったことがなく、子供が納得していない学校には、合格をもらえたそうです。
ただ、お子さんは納得いかず、そんな学校には行きたくないと当初反発されていたようです。
ですが、最終的には、その学校に進学されることに決められたようです。
消えるブログと残るブログ
すでにブログは消えており、本当に進学されたのか、きちんと不登校にならず通えているのか私にはわかりません。
いつか、立ち直って元気に通っている報告があるのではないかと、少し期待していました。
だけど、ブログは消えてしまいました。
そのお母さんは、入試ギリギリまで、子供の意思を優先した素晴らしい親御さんだったかもしれません。
ですが、中学受験終了後の子供側の気持ちを考えるのなら、これが正しかったのかもわかりません。
大変失礼な言い方にはなりますが、こうやって中学受験で失敗をしてしまったブログは、やはり消えてしまうことが多いと思います。
逆に御三家等に合格された方のブログは入学後も残っていることが多いです。
みんなブログを書き始める頃は、子供の成績が良くなくても、これから上にあがれると期待してしまいがちなのだと思います。
だけど中学受験は、そんなに甘いものではなく、途中で成績が思ったように上がらず、ブログを消してしまう人もいます。
残ったブログは、数少ない成功体験のブログが多くなりがちです。
だから、あまりネットの話や一部の生徒にだけ着目するような講師の話にまどわされず、親自身が冷静に子供を見ることが大切だと感じます。