低学年
中学受験の世界では低学年のうちは自ら宿題を終わらせて、しっかり外遊びしておけばよいという方や、漢字と計算だけやっておけばよいという方が多いです。
だけど低学年って何年生までなのでしょうか?
少し前にSNSで3年生は低学年ですよねという質問を見たのですが、私の中で3年生は中学年です。
きっと有名な先生達がおっしゃっている低学年も、やはり1年生から2年生までのことではないかと私は考えています。
もちろん中には3年生までは低学年だと考えてる先生もいるでしょう。
ただ、それでもやはり2年生までと同じ生活ではダメだと私は思います。
3年生
3年生は、新4年生からの入塾を考えている家庭にとっては、入塾前の大切な時期です。
遊びの中から学ぶのも良いですが、計算や漢字、これまでの学習の基礎の復習は完璧にしておかなければならない時期だと私は思います。
特に計算や漢字は小学校の範囲まで終わらせておいたほうが良いという意見も多く、それができていないなら、遊んで過ごしている場合ではないと思います。
先取学習
ここからは、個人的な意見ですが、3年生になったら宿題や計算と漢字以外にも、暗記できるものは先にどんどんやっていったほうが良いと思います。
また、読解力に自信のないお子さんは、1日1枚ページづつでも、国語の読解のドリルをこなしていったほうが、良いと思います。
算数も計算だけでなく基礎だけでも、先取学習しておけば入塾後に覚えることが減るので良いと思います。
とにかく学年が上がるごとに、学校から帰る時間も遅くなり、やることも増え、時間は減っていきます。
だからこそ時間のある3年生までの期間が、その後の明暗を、ある程度わけると私は思っています。
もちろん同じぐらいの能力の子の場合の話で、もともと地頭の良いお子さんは、また別だと思います。
ただ、この時期までに、家庭での学習習慣をきちんとつけておかないと、優秀なお子さん以外は大変だと思います。