まぼろしのページ
まだ息子がかなり小さかった頃、私は息子のお昼寝時間や就寝後に中学受験の情報を少しずつ集めていました。
その中で、タイトルにもあるように、低学年から入塾した子供達のほうが第一志望に受かりやすいという情報をネット上で見つけました。
かなりうろ覚えの情報なので、確信はないのですが、たしかサピックスのホームページだったと思います。
少なくとも個人のホームページなどではなく、大手塾内のページだったと記憶しています。
ですが、少し期間があいてから再度探すと、そのページは見つからなくなりました。
残念ながらキャプチャーもとっておらず、詳しい内容も忘れてしまいました。
またURLすらコピーしていなかったので、サピックスのページであったという確証もありません。
ただ、私の記憶が正しければ、どこかの大手塾のページに低学年から通塾したほうが第一志望に受かりやすいという情報があったのは確かだったと思います。
見つからない
その後、期間をあけて同じキーワードで検索するとそのページは見当たらなくなりました。
他にも色々なキーワードで検索しましたが、やはり見つかりませんでした。
真実はわかりませんが、もしかしたら、そのページがあった年やその数年前までは、本当に低学年から通塾していた子のほうが第一志望に受かる子の割合が高いという事実があったのかもしれません。
ただ、近年、進学塾に通う低学年の生徒数は急激に増えています。
他の方のホームページを参考にすると2017年の新2年生組み分けテストの受験者は1089名だったのに対して、息子の学年の2023年の新2年生組み分けテストの受験者は2253名と、倍以上の人数となっています。
だから、数年で進学塾の合格実績の内容が変わってしまうのも仕方もないことだと思います。
納得感
私が過去に見たホームページには低学年から通っている子は第一志望に合格しやすいと書かれてはいたと思いますが、御三家や高偏差値の中学に合格しやすいとは書かれていませんでした。
つまり当時から、低学年から進学塾に通った子ほど偏差値になっていたわけではないのだと思います。
ただ、早くから準備することで子供の実力を冷静に見極められたり、実力の範囲内で届く第一志望を見つけられたりしたのではないかと思います。
そして、それは低学年から通わせるひとつのメリットだと私も思います。
ただ、最近は低学年から通わせる家庭が増え、絶対御三家という家庭も増えた結果、多少背伸びした受験をする家庭が増え、結果が変わってきたのかなと、考えています。
とりあえず第一志望ではなく第二志望や第三志望でも良いので、親子で納得して通いたいと思える学校に合格することが、一番大切だと思います。