将来の親子仲
世の中には、将来親子仲が悪くなると困るから、子供に無理させたくないと思う方もいるようです。
だけど親子仲を重視した結果、将来的に子供が貧困に陥ることになったり、犯罪者になるぐらいなら、私は絶縁されても子供にそれなりの幸せをつかませたいと考えています。
私は息子に中学受験をさせると決めた時から、将来、絶縁されてもかまわないというぐらいの覚悟をもってやっています。
そうでないと低学年までは甘やかし、高学年になって焦り、毎日親子喧嘩するようなことになってしまいそうだからです。
私は最初に親がきちんと覚悟を持つことが大切だと考えています。
子供の将来
自分の将来のことだけを考えるのなら、ずっと親子仲が良いことのほうが大切だと思います。
将来、息子や孫に会えないのは絶対に寂しいし辛いです。
だけど、それよりもずっと辛いのが、息子が毎日強いストレスにさらされながら、過労死寸前まで働き続けなければ生活できないような状況に陥ることです。
息子のそんな姿を想像すると、将来の親子仲なんてどうでも良いと思えてきます。
負荷
優秀な子は親が負荷をかけずとも自ら勉強するし、親子仲の良いまま難関校や上位校に合格できると思います。
だけど普通の子の場合は、親主導で徐々に負荷をかけていかないと、中学受験の勉強についていけなくなったり、勉強自体を嫌がるようになることもあると感じています。
私の中で一番大切なのは、将来の親子仲ではななく将来の子供の幸せです。
そのことを忘れずにいたいです。
将来のことはわからない
息子は今のところ嫌がることなく前向きに勉強していますし、本人も中学受験をしたいと言っています。
だけど息子が大人になった時に、自分の過去を振り返ってどう思うかまではわかりません。
将来息子が、親に勉強ばかりさせられて本当は嫌だったとか、母親は毒親だったと思う可能性が絶対にないとは言い切れません。
それでも息子が、大人になった時に「自分は幸せだ」と思えるのなら、私はそれで良いと考えています。
優先順位
親子仲は良いに越したことはないので、できるだけ息子が楽しく前向きに勉強できるように、適度に息抜きしたり、頑張った時は褒めたり、ごほうびを活用したりしています。
また普段から息子に嘘はつかず、私が間違っていた時は謝り、信頼関係を築くことを心掛けています。
ただ、自分の中の優先順位は間違えずにいたいです。
自分が将来子供に嫌われたくないからという理由で甘やかすようなことは、息子自身のためにもよくないと思うので気をつけようと思います。
あとは息子の健康が第一だということは、最後まで忘れずにいたいです。