禁止
前にSNSで、保育園で禁止されている物を子供が友達に見せたいと言うので、身につけさせいったという話を見かけました。
そのお母さんは、子供の友達に見せたいという気持ちを尊重したかったから、園で禁止されているのを知りながら、あえて身につけさせていったようです。
ただ、このような対応は、どんなに幼い子供でも良くないと思います。
尊重
子供の意思を尊重して良いのは、あくまでルールの中でだと思います。
園のルールをやぶってまで、子供の意思を尊重するのは、子供のためにもなりません。
子供は成長の過程で、自分の意思が通らない場面があることを、少しずつ覚えていかなくてはなりません。
そのお母さんは、子供が園のルールを守るために我慢するという大切な機会を奪ってしまったのだと思います。
我慢
自分で選ぶ経験は大切です。
だから、どれを選んでも良い場面では、子供自身に選ばせれば良いでしょう。
でもルールとして禁止されていることを、子供の意思で選ばせるのは違うと思います。
そこは親がきちんとダメだと制止すべきところです。
子供の意思を尊重するという理由で、何でも子供の自由にさせていれば親は楽です。
子供を自由にさせていれば、泣いて駄々をこねられることも減らせるでしょう。
だけど「子供を尊重する」という耳障りの良い言葉のもと、子供に我慢することを教えなかったつけは、子供が大きくなってからかえってくる可能性が高いと思います。
幼い頃ほど、ルールは厳しく守らせたほうが良いと私は思います。