口うるさい親でも子供の自主性は育つ
よく親があれこれ子供に指示していると、自分で考えて行動できなくなるという話を聞きます。
でも息子を見ていると、そのようには感じません。
私はたぶん一般的に見れば口うるさい親だと思います。
これはこうだからこうしたほうがいいよとか、こうするとこうなるから危ないよと、幼い頃から息子に細かく教えてきました。
習い事の練習の仕方も、こうして練習したほうが上手くなるよと細かく指示を出してきました。
その結果、息子は私が口出ししなくても、ある程度のことを自分で判断して出来るようになりました。
息子の自主性
少し前に私が体調を崩して寝込んだ日がありました。
その日は幼稚園もお休みで、夫は仕事で自宅にいませんでした。
普段の勉強は私がプリントを準備したり横で答え合わせをして教えていますが、その日は食事の準備以外は動けそうにありませんでした。
息子には「お母さんは体調が悪くて、今日はプリントの用意も丸付けもできそうにないんだ」と伝えました。
すると息子は「じゃあ僕はスマイルゼミで勉強しとくから、お母さんは寝といていいよ」と言って、朝の学習を終えた後もスマイルゼミのやっていなかった単元を一人で黙々とやっていました。
さらに1人で習い事の練習も終わらせ、その後は本を読んだり一人で遊んだりして過ごしていました。
たまに「お母さん大丈夫?」と様子も見に来てくれました。
ちなみに幼稚園でも先生の話を聞く限りでは、自分から積極的にお手伝いをしていたようです。
習慣化されていることは自主的に取り組める
幼い子供に1人でやりなさいと言っても、やり方がわからないことも多いと思います。
逆に幼い子供でも、毎日やっていて習慣ができているものは、1人でもできるようになるのだと思います。
最初はつきっきりで横で教えていた習い事の練習も、今は息子1人で工夫しながら練習できるようになりました。
子供が自主的に動けるようにするには、小さい頃からしっかりと親が教えるほうが近道なのではないかと、息子を見ていて思います。
優秀な子は本人に任せたほうが上手くいくのかもしれませんが、普通の子は親がしっかりと教えて良い習慣をつけてあげたほうが良い気がします。