実験教室が楽しいのは当たり前 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

実験教室が楽しいのは当たり前

イベント

以前ネット上で、科学館などで行われるイベントの実験教室が楽しいのは当たり前だという投稿を見ました。

息子も、何度も参加していますが、確かそういうイベントや習い事は、いかに子供を喜ばせるかを前提に考えられている気がします。

本当の実験は、もっと地道な毎日の努力が必用だといったことが書かれていました。

科学館のイベントや、習い事で実験が好きだからといって、理系の仕事が向いているとは限りません。

それどころか、少しずつ色々な物を変えて試していくような、地味な仕事がはつまらないと感じる子もいるでしょう。

子供の頃の実験教室は、遊びや習い事の中のひとつだと考えておくのが良いと思います。

理由

前に「幼い子供が科学館に行く意味」でも書きましたが、子供をかしこくしようとして科学館や博物館に通うのは違うと私は思います。

好奇心を育てるという意味では、家で動画を見たり、ゲームをしているよりは、よほど良いでしょう。

ただ基礎知識が全くない状態で科学館に行っても、あまり得るものはないのではないかと思います。

例えば図鑑が好きで、虫の体のつくりや種類に強い興味のある子が博物館でたくさんんの標本を見るのは良いと思います。

でも、興味のある物も特になく、まだ何もわからないような幼い子を科学館や博物館に連れていっても、かしこくなることは稀だと思います。

動物園や遊園地に行く感覚で連れて行く感覚で行くのは良いですが、それ以上の期待を親はしないほうが良いと思います。

遊びの中で学ばせたい

近年、座学より遊びの中から自然と学ばせたいと思う親御さんは多いと感じます。

だけど、私はある程度の知識があるからこそ、面白いと感じられるものもあります。

幼くて何の知識もない子に、難しい現象を見せたところで意味はわからないでしょう。

だったら、早くから少しずつ座学も交えて勉強させておいたほうが、私は良いと思います。

少しでも原理がわかるようになってからのほうが、本当の意味で実験や展示も楽しめることが多いと感じます。

ボタンを押すと何かがおこったみたいな楽しさは幼児にはあるかもしれませんが、そこから幼児が何かの原理について覚えることは難しいと思います。

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