SAPIX 4年生前半の過ごし方に後悔 | 普通の子がこつこつ頑張る中学受験

SAPIX 4年生前半の過ごし方に後悔

クラス落ちが嫌

前回も書きましたが下のほうのクラスに、息子と同じ学校の問題児がいて、息子も被害を受けており、息子が絶対同じクラスになりたくないと言うので4年生前半はテスト対策に夢中でした。

そのおかげもあって、大半のテストで4教科の偏差値は60を超え、4年生以降も上位クラスをキープできています。

ただ、これで本当にいいのか、夏頃から自分の中で疑問がわいてきました。

今を大事にしすぎるのは危険

4年生の前半は、問題児のせいで息子が塾に通えなくなってしまたら、元も子もないと思いαコースを維持することに必死になっていました。

でも本当に大切なのは、今のコースよりも2028年の受験で志望校に受かることです。

よく考えればSAPIXは少し遠くなってもよければ別校舎もあるし、近くには別の塾もあります。

それなのに4年生の前半は、その時々のテストを大事にしすぎていた気がして、後悔しています。

SAPIXの言うとおりでいいの?

サピックスの言うとおり宿題や復習やテスト対策して、今αコースにいることができても、息子の場合、いずれは落ちると思います。

息子は天才でも秀才でもなく、ただ少し早くから勉強をはじめて、他の子より頑張り続けていた普通の子です。

だから他の優秀児と同じことをしているだけではダメだと思っています。

テスト前に詰め込んだ結果、良い点とれても2年後にはきっと忘れているでしょう。

そしていつかは、サピックスの指定する量がこなせなくなってしまうと思います。

進まなかった先取り

サピックスの直近の勉強にばかり夢中になり、結局4年生前半の時期は、ほとんど先取りをすすめられませんでした。

昔、ネットで見たインタビューで、御三家に受かったお子さんは、4年生の時間に余裕のあるうちに先取りをすすめていたそうです。

幸い問題児の子は最下位クラス周辺から上がってきそうにないので、私も本格的に先取り学習に力を入れていかなければいけないと感じています。

御三家を目指しているわけではなく付属狙いなのですが、それでも普通の息子が行きたい学校に入るには相当の努力が必要だと思います。

そして付属狙いの優秀児達に差をつけられないためには、一時的に多少成績が下がることがあっても、気にせず我が道を行く勇気も大切だと考えています。

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